神の招き

　ふたりはロトに言った。「ほかにあなたの身内の者がここにいますか。あなたの婿やあなたの息子、娘、あるいはこの町にいるあなたの身内の者をみな、この場所から連れ出しなさい。」
　　　　　創世　１９：１２

　主の使いは、アブラハムの甥ロトと直接に血のつながりのある娘たちに限らず、その婿にまで滅びの町から逃れて救われるように警告しました。婿たちが地元の男性で、悪名高いソドムの町の人であった可能性もあるのですが・・・・。
　神は、一人でも救われる人を少なくしようと思われる方ではありません。何とか一人でも多くの人を招きたいと願っておられます。「この町にいるあなたの身内の者をみな」と記されているとおりです。人々を囲いの中に閉じ込めて硫黄の火を天から下すのではなく、裁きが決定的となった時もなお、一人でも二人でも、何とか救い出される者はないかと探し求められました。
　私たちも皆、そのようにして神に見いだされ、救いの世界へと招かれたのです。

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